導入前の困りごと 評価版の使い方
【WinActor】評価版で何が出来るの?WinActor評価版を手に入れる方法と使い方
RPA製品を決める際に、何を重視していますか?
価格や利用環境など、様々な指標がある中で、欠かせないポイントとなるのが操作性です。
自社に適した製品を選ぶためには自分たちが扱えるものである必要があります。
これはRPAだけに限らず他の製品であっても、多少の試用期間を経て、実際に使っていけそうだと判断してから導入を進めていくと思います。
WinActorには実際に操作性を試していただくための無料のお試し版(評価版)が用意されています。
本記事では、WinActor評価版について入手方法と使い方を解説します。
1.評価版とは
2.評価版でできること
3.評価版を手に入れる方法
4.評価版の使い方
1.評価版とは
WinActorには「評価版」と呼ばれる無料お試し版が存在します。
評価版では、WinActorフル機能版ライセンスの機能を30日間試用することができ、実際にロボット(WinActorでは“シナリオ“と呼びます。)の作成、実行が可能です。
WinActorはパソコンにインストールするだけで使用できるデスクトップ型RPAであるため、事前の準備も特に必要なく、パソコン1台あればすぐにお使いいただけます。
また、評価版ではWinActorをインストールできるライセンスの数に制限がないため、検証いただく環境や人数に応じて試用いただけます。
補足:WinActorライセンスの種類
WinActorライセンスには次の種類があります。
ノードロック方式/フル機能版
・WinActorをインストールした端末でのみ利用可能
・シナリオの作成、編集、実行が可能
ノードロック方式/実行版
・WinActorをインストールした端末でのみ利用可能
・作成されたシナリオの実行のみ可能
フローティング方式/フル機能版
・端末を限定せずに、ライセンスの同時利用可能数を管理
・シナリオの作成、編集、実行が可能
フローティング方式/実行版
・端末を限定せずに、ライセンスの同時利用可能数を管理
・作成されたシナリオの実行のみ可能
評価版では「ノードロック方式/フル機能版」をお試しいただけます。
*フローティング方式について詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
ノードロック方式とフローティング方式の検討ポイントについて
2.評価版でできること
評価版では、WinActorフル機能版ライセンスの機能を試すことが出来ます。
フル機能版には、記録、編集、実行という3つの主要機能があり、これらの機能を使用して「業務のフローチャート」を作成していきます。
図:フローチャート画面とシナリオ例
WinActorフル機能版の主要機能
①シナリオの記録
ユーザーの操作をそのままシナリオとして自動で記録する
②シナリオの編集
条件の設定や操作手順の入替など、シナリオを編集する
③シナリオの実行
記録/編集で作成したシナリオを実行する機能
シナリオの記録を使用すると、対象のウィンドウに対する操作を自動で記録してくれるため、簡単にシナリオを作成することが出来ます。
しかし、業務によっては「AのときはBの操作をし、CのときにはDの操作をする」というように、条件によって処理が枝分かれする場合があります。(条件分岐と呼びます。)
「条件分岐」を作成するには、手動でシナリオを編集する必要があります。
完成したシナリオを実行すると、作成したフローチャート通りに業務を自動で処理してくれます。
このように、シナリオを作成する際には様々な機能を使用します。
自動化したい業務の要件に対して、“ツールの機能は十分か”
使用者にとって、“ツールは使いやすいか”
上記を確かめるために、実際にご自身で試してみることをお勧めしております。
こちらの記事ではWinActor評価版を1ヶ月で効果的に使う方法をご紹介しています。ぜひご覧ください。
WinActor評価版を1ヶ月で効果的に使う方法
3.評価版を手に入れる方法
評価版はWinActorを提供する販売代理店から入手することができます。
操作体験セミナーの参加特典やWinActor導入トライアルとしてパッケージ提供されている場合があります。
ブレイン・ゲートでもお問合せいただいたお客様に、
30日間使用可能な評価版を無料で提供しております。問合せフォームからお申込みください。
また、業務診断から初期シナリオ作成までお手伝いする「WinActor導入トライアル」を行っています。
評価版のお申し込みと併せて、お気軽にお問い合わせください。
4.評価版の使い方
評価版を入手した後は、評価版の期限が切れるまでWinActorを試してみましょう。
評価版は初回起動日から30日間使用可能です。
起動後、最前面に試用期限のポップアップが表示されるため、日付を確認することが出来ます。
図:評価版試用期限ポップアップ
ただ、試すと言っても何をどのように操作すればよいか悩んでしまいますよね。
評価版のアプリケーションと同じフォルダ内にはWinActorの操作方法をまとめたマニュアルや、チュートリアルとして操作体験ができる資料が用意されています。まずは、それらの資料に沿って学習を進めましょう。
図:WinActorトップ画面とマニュアル
補足:WinActorサポートサイト
また、ブレイン・ゲートでも操作学習のコンテンツをご用意しております。
弊社が運営するサポートサイトでは、シナリオ作成に関するノウハウを公開しています。
サポートサイトの学習教材ではスライド資料と動画でWinActorの操作方法をご説明しています。
よろしければWinActorの操作を試す参考にしてみてください。