導入前の困りごと AI-OCR製品比較のポイント
AI-OCR製品比較のポイント
AI-OCR製品の比較ポイントは?
現在、業務改善ツールの1つである「AI-OCR」を、紙業務削減のために導入・検討している企業が増えています。
しかし、AI-OCRといっても様々な製品があり、どの製品が自社に適しているのか、
迷われているお客様もいらっしゃるかと思われます。
本記事では、AI-OCRを選定する前の準備や比較ポイントをご紹介します。
目次
1.AI-OCRとは
2.AI-OCRを選定する前の準備 確認事項
3.AI-OCR 選定のための比較ポイント
4.まとめ
1.AI-OCRとは
AI-OCRとは、OCRにAI技術が組み合わされたソリューションです。
AI技術が搭載されたことにより、より正確に文字を読み取ることができるようになりました。
画像データやスキャナーで作成したPDFなどの、文字が画像化されたファイルには、
パソコンで扱うことができる文字データが含まれていません。
しかし、このソリューションを利用することで、画像に含まれる文字を認識して、
文字データとして再利用することが可能です。
これにより、大量の紙やPDFを見ながらタイピングを行う作業を改善することができます。
2.AI-OCRを選定する前の準備 確認事項
AI-OCRの製品を比較する前に、自社の業務や読み取りたい書類等を改めて確認しましょう。
以下の項目について、注意して確認をしてみてください。
AI-OCRの導入目的
・データ化するためにタイピングを行っている業務がある
・データ化するために割く人員がいない
業務の流れ
・FAXを利用しており、一度PDF化する必要がある
・PDFを取引先から直接いただくことがある
書類の種類
・請求書/納品書/レシート など
読み取りたい言語 文字の種類
・日本語/英語/中国語/その他の言語
・漢字/ひらがな/数字/アルファベット/記号/チェックボックス
・手書き/活字/複写された文字
1か月あたりの枚数
・データ化する必要のある書類が何枚あるのか
1枚当たりの読み取りたい項目数
・1枚の書類から読み取りたい項目がどれだけあるのか
読み取りにかかる許容時間
・すぐにデータ化する必要があるのか
・次の営業日までにデータ化できればいいのか
3.AI-OCR 選定のための比較ポイント
AI-OCRを選定する前の準備 確認事項を踏まえた上で、
以下の項目に注目して、AI-OCR製品の情報収集を行いましょう。
(1)利用形態 環境
AI-OCRを選定する上で、まず見るべきポイントは製品の利用形態 環境です。
クラウド型、オンプレミス型、ハイブリット型と種類があるため、自社にあった条件の製品を選ぶ必要があります。
(2)セキュリティ
一つ目の利用形態 環境にも関係しますが、
セキュリティ関連も自社の規定を満たしているかを確認する必要があります。
クラウド型の場合、アップロードした書類がどのように扱われるのか、
個人情報はアップロードしても問題がないか等を確認する必要があります。
(3)読み取り精度
AI-OCRを選定する中で、最も重要視されるのは「読み取り精度」です。
こちらに関しては実際にお試し版を利用して、読み取りたい書類が正確に読み取ることができるかを確認します。
製品によっては識字率が公開されていることがございますが、実際に利用してからの確認をお勧めいたします。
(4)価格
最後に価格 料金プランを確認しましょう。
自社の読み取り項目数や枚数から、最適なプランを選択していきます。
ご参考までに、弊社でお取り扱いしております「お手軽OCR」の概要を記載します。
利用形態 | クラウド型 |
---|---|
セキュリティ | お客様社内のクラウドに関する規定をご連絡ください。 弊社営業担当が、調査・回答いたします。 |
読み取り精度 | 99.91% 活字 手書きの文字を高い精度で読み取ることができます。 お客様の書類をお送りいただければ、読み取り精度を調査いたします。 |
価格 料金プラン | 下記◆価格 料金プラン表の3つのプランがございます。 お客様の読み取り項目数、枚数に合わせたプランをご提案いたします。 |
◆価格 料金プラン
プラン | 従量利用料金 |
---|---|
Lite | 読み取り項目数が6,000項目を超えたら・・・ 3.0円/項目 |
Standard | 読み取り項目数が60,000項目を超えたら・・・ 通 常:1.0円/項目 その他:0.5円/項目 |
Pro | 読み取り項目数が200,000項目を超えたら・・・ 通 常:1.0円/項目 その他:0.1円/項目 |
※詳細につきましては、別途お問い合わせください。
4.まとめ
本記事の内容はいかがでしたでしょうか。
もし、AI-OCRの選定でお悩みの方、実際にAI-OCRの操作画面を見たい、
自社の業務で使っている紙の読み取りが可能か知りたいという際は、
こちらから弊社セミナーにご参加、もしくはお問合せください。
又、以下の記事では、AI-OCRの効果測定を検証について記載しております。
こちらも是非ご覧ください。
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