導入前の困りごと WinActorライセンス方式の違い
ノードロック方式とフローティング方式の検討ポイントについて
2023年7月4日 更新
WinActorには、2つの製品形態 ノードロック方式(NL)とフローティング方式(FL)があります。
導入する際に、各形態の特徴や価格を押さえた上で検討することが大切です。
本記事では、各形態の特徴と価格、メリット等をご紹介します。
目次
1.ノードロック方式の特徴
2.フローティング方式の特徴
3.ライセンス方式の大きな違い
4.その他管理ツールについて
5.まとめ
1.ノードロック方式の特徴
概要
ノードロック方式は、端末1台から始められる 手軽さから、導入時には9割以上のお客様から選ばれる方式です。
指定した端末のみインストールが可能です。
ライセンスと端末があれば、自動化に取り組むことができるため、「スモールスタート」に最適です。
価格 メーカー希望小売価格
フル機能版(作成・編集・実行) | 908,000円(税別) |
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実行版(実行のみ) | 248,000円(税別) |
メリット
・フル機能版1本の最小構成でスモールスタートに最適
・ライセンス数が少ない場合、フローティング方式に比べて少ない費用で導入できる
・端末にライセンスが紐づくため、使いたいときにWinActorが使える
デメリット
・1ライセンスで1端末しか使用することができないため、専用の端末を用意する必要がある
・端末が故障した際に、ライセンスの移管が必要
2.フローティング方式の特徴
概要
フローティング方式は、利用する端末が限定されないため、より柔軟に運用することができます。
管理サーバーの構築が必要※になりますが、複数名の利用に適しているため、利用者が増えてくる中規模~大規模運用時に最適です。
購入したライセンスの数まで同時利用が可能です。
※WinActor Manager on Cloud使用時はサーバー構築不要
価格 メーカー希望小売価格
導入規模やライセンス数により大きく異なるため、ご相談ください。
FLA(Floating Licence Admin) サーバーにてライセンスの同時利用可能数を管理します |
2,000,000円以上 |
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フル機能版(FL方式) | |
実行版(FL方式) |
メリット
・ライセンスの同時利用数を最適化し、ライセンス数を減らすことで費用を抑えて運用ができる
・端末が故障しても、別端末でWinActorをすぐに起動することができる
デメリット
・管理サーバーの設置や管理ツールの費用が別途必要になる
・導入規模によっては、割高になってしまうことがある
・想定していた同時利用数を超えた場合、ライセンスに空きが出るまでWinActorが使えない場合がある
3.ライセンス方式の大きな違い
ノードロック方式とフローティング方式の大きな違いは以下の3点です。
・管理サーバーを必要とするか
・各端末毎にライセンスを管理するか、サーバーで一元管理するか
・WinActorをインストールした端末でしか 利用できないか、同時接続数以内であれば、複数の端末で利用できるか
4.その他管理ツールについて
以下のような管理ツールを導入することにより、ライセンスだけでなくシナリオやスケジュールの管理もすることができます。
・WinActor Manager on Cloud (クラウド)
・WinDirector (オンプレ)
機能・費用等の詳細につきましては、お問い合わせください。
5.まとめ
ノードロック方式とフローティング方式の特徴をご紹介しました。
弊社では、初めてWinActorを導入する際には、ノードロック方式でのスモールスタートをお勧めしております。
1つの部署でスモールスタートを行い、ノウハウをためてから、他の部署に展開することで、効率的に業務改善を進めることができます。
展開していく中で、WinActorをそれぞれの部署で専用に用意するか、一元管理して全体で使いまわすかを検討していただき、
利用者が増える場合や複数部署で利用される場合に、フローティング方式への移行をお勧めしております。
弊社からWinActorを導入した場合、
導入時の教育(開発者育成)~シナリオ作成のアウトソーシングまで、ご支援することができます。
又、弊社からライセンスをご購入いただいたお客様には、サポート費用最大40%割引、運用保守サポート無償対応*しております。
*運用保守サポートは、メール・電話でのお問い合わせ(技術的なご相談)に限ります。