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導入前の困りごと RPAの予算

RPAプロジェクトの予算の決め方


RPAプロジェクトの予算を考える際には、RPAツールの費用以外にロボット作成にかかる費用も検討する必要があります。
本記事では、RPAプロジェクトの全体像を捉えながら、プロジェクトに必要な予算の決め方をご紹介します。

目次
1.RPAプロジェクトの全体像
2.何に費用がかかる?
3.RPAプロジェクトの予算を考える【事例】
4.1番低コストでスピーディに進められる方法
5.まとめ

1.RPAプロジェクトの全体像

RPAプロジェクトはRPAツールを導入して終わりというわけではありません。
RPAツールを利用して、業務の自動化を推し進めるものです。
プロジェクトの流れを図で見てみましょう。

図:RPAプロジェクトの流れ

RPAプロジェクトは、対象業務の数だけロボット作成をおこなうと共に、実行状況を分析・評価・改善していくものです。
そのため、RPAツール導入後の流れを正確に表すと、下図のようになります。

図:RPAプロジェクトの運用サイクル

RPAの計画を立て、ロボットを作成します。
作成したロボットを運用し、分析・評価・改善をおこないます。
その繰り返しで、ロボット数を増やし、社内RPA化を進めていきます。

一度作成したロボットを改善するイメージが湧かないという方もいらっしゃいます。
しかし、業務内容は事業方針や経営方針によって、日々変化するものです。
特に、現在日本ではDX推進としてデジタル技術を事業に取り入れ、戦略的に企業の優位性を創出しようという、「変化」に柔軟に対応した動きが活発です。
そのため、変化していく業務内容に合わせて、ロボットも改善していく場合があります。

2.何に費用がかかる?

では、上記のRPAプロジェクトの流れの中で、費用が発生するものはどこでしょうか?
「RPAツール」「ロボット作成」の2つに分けて考えます。

RPAツールの費用

まず、ツールを導入するため、RPAツール自体に費用が発生します。
RPAツールは、毎年または毎月費用が発生する、サブスクリプション方式が一般的です。
製品を選定する際には、どのような料金体系になっているか確認する必要があります。

例)「WinActor」
年間サブスクリプション方式
メーカー希望小売価格 フル機能版 908,000円/年
           実行版   248,000円/年

ロボット作成の費用

ロボット作成の費用の内訳は次の通りです。
 ・RPA人材育成費用
 ・ロボット作成アウトソーシング費用
 ・ロボット運用・保守費用

RPA人材を育成することは、自社でロボット作成を完結させることに繋がります。
また、自社の従業員がRPAへの理解を深めることで、RPAを適用できる業務をスムーズに挙げられるようになり、より一層効果を出せるようになります。

RPAプロジェクトをスタートしたばかりの頃は、ロボット作成に費用がかかるのは仕方がないことです。
しかし、ロボット作成費用は、プロジェクトが進行し人材が育つにつれて、コストダウンしていく部分になります。
将来的な効果を見据えると、最初にかかるロボット作成費用は「初期投資」と認識できます。

3.RPAプロジェクトの予算を考える【事例】

次に、よくあるRPAの導入計画・体制のパターンをもとに、RPAプロジェクトの予算の例を見ていきます。

パターン①ロボット作成を自社内製化

1つ目のパターンは、最初から自社内製化を選択するパターンです。
RPAの必要性を感じ、人材の育成に力を注ぐ企業で多く見られます。

ロボット作成を自社内製化することで、ロボット作成にかかるコストは教育費用が主になります。
しかし、人材育成には時間がかかるため、RPAの効果がすぐに出ない(ロボット作成に時間がかかる)場合があります。

パターン②シナリオ作成をアウトソーシング

2つ目のパターンは、ロボット作成を完全にアウトソーシングするパターンです。
質の高いロボットを求めて、内製化ではなくアウトソーシングを選択する企業で多く見られます。
または、従業員は自分の業務にフル稼働しており、内製化を進めることが困難な企業に選ばれています。

対象業務が多いほど費用がかかりますが、高品質なロボットをスピーディに運用することができます。
ロボットだけでなく、仕様書など関連するドキュメントの作成まで対応可能な場合もあります。
(弊社ではお客様のご要望に合わせてドキュメントを作成いたします。)

パターン③最初だけアウトソーシング+徐々に自社内製化

3つ目のパターンは、①と②のいいとこ取りパターンです。
スポットでロボット作成をアウトソーシングしつつ、徐々に自社内製化を進めます。

最初はシナリオ作成をアウトソーシングすることで、ロボットの運用をいち早く始めることができます。
アウトソーシングしたロボットをお手本にしながら徐々に自社内製化を進めることで、自動化のイメージを膨らませながら人材育成を進めることができます。

4.1番低コストでスピーディに進められる方法

前述した3パターンの中で、最も低コストでスピーディに進められる方法が、パターン③です。
下図はパターン③の計画例です。

メリット
★アウトソーシング費用は最初だけ
★ロボットをいち早く稼働できる

弊社ではご要望に合わせた導入計画をご提案いたします。お気軽にご相談ください。

5.まとめ

RPAプロジェクトの全体像を把握し、ロボット作成に関する予算の例をご紹介しました。
導入計画・体制に合わせて、予算は変動します。
「ブレイン・ゲートに頼むといくらくらいになるの?」と予算を知りたいお客様はお問い合わせください。
導入計画に合わせたライセンス・ロボット作成費用のお見積りを提示いたします。

また、ブレイン・ゲートからライセンスをご購入いただいたお客様には、
ロボット作成費用最大40%割引、運用保守サポートを無償で対応*しております。

*運用保守サポートは、メール・電話でのお問い合わせ(技術的なご相談)に限ります。

どうぞお気軽にご相談ください。

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