導入前の困りごと AI-OCR導入事例
AI-OCRの導入事例と効果が知りたい!どうやって活用されているかチェック!
どんなふうに使われているのかピンとこない……。うちでも使えるのかな……
お客様からよくいただく質問の1つに、
「他の企業ではAI-OCRをどんなふうに活用しているんですか?」
というものがあります。
AI-OCRのイメージがつかめないという方のために、
本記事では、AI-OCRの導入事例と効果をご紹介します。
1.AI-OCRとは
2.AI-OCRの導入事例
3.AI-OCRの効果
4.まとめ
1.AI-OCRとは
AI-OCRとは、OCRにAIが組み合わされた技術を指します。
OCRにAIが組み込まれることで、文字の読み取り精度が向上し、実務レベルで使用できる技術になりました。
特に、OCRよりも手書き文字の読み取りを得意としています。
AI-OCRはAIの学習によって読取精度がどんどん改善していくため、ほぼ正確な読み取りを実現しています。
2.AI-OCRの導入事例
AI-OCRの導入事例をご紹介します。
次の事例は、パソコン上の作業を自動化するRPAとAI-OCRを組み合わせて省力化に成功した例です。
事例:サービス業 アルバイト情報登録業務
業務概要
・従業員の履歴書の情報をシステムに登録する。
・アルバイトの入れ替わりが多く、処理件数が多い。
AI-OCRを導入する前は・・・
・人が履歴書を見ながらパソコンに打ち込んでおり、データの入力に時間がかかっていた。
・入力ミスが起こりやすいため、ダブルチェックが必要だった。
AI-OCR導入後は・・・
・人の作業が履歴書のスキャンとチェックだけに!
・RPAと一緒に使用することで、業務プロセス全体を省力化!
AI-OCRでデータ入力作業を効率化し、従業員の負担を軽減することができました。
また、RPAと組み合わせることで、効率化を一層進めることができます。
他の業界での事例は次の通りです。
製造業 | 紙で届く注文書の受注登録 |
---|---|
不動産業 | 紙で管理している契約情報をシステムに登録 |
コールセンター業 | FAXで届く帳票から契約番号を抜き出し、システムに登録 |
食品販売業 | 紙で管理していた過去の販売データをシステムに登録 |
表)AI-OCR導入事例
AI-OCRが活用される業務のイメージはつきましたか?
AI-OCRは業界を問わず、データ入力業務に活用されています。
3.AI-OCRの効果
改めて、AI-OCRの効果をまとめます。
AI-OCRを導入した企業がどのような効果を得たのか見てみましょう。
生産性向上
AI-OCRが入力作業を肩代わりすることで、人よりも早く入力作業が終わります。
人の場合おこなっていたダブルチェックも、1回で済むようになり、コスト削減に繋がります。
人員配置の合理化
AI-OCRが人の作業を肩代わりすることで、人が別の業務に時間を割けるようになります。
本来、人員を割くべき企業のコア業務に労働力を集めることができます。
従業員負担軽減
時間がかかっていた膨大なデータの入力作業をAI-OCRが肩代わりすることで、
従業員の負担(ストレス)を軽減できます。
データの検索性向上
紙帳票で保持していた情報をデータ化することで、検索性がアップします。
紙帳票では、ファイリングによる仕分けが重要となりますが、
データにしておけば検索機能で情報を引き出すことができます。
「膨大な量の帳票を今からデータ化するなんて無理……」と
諦めていた方はAI-OCRによるデータ化を検討してみましょう。
4.まとめ
AI-OCRの導入事例と効果をご紹介しました。
データ入力作業は、業界を問わず存在しています。
AI-OCRを使って効率化を図れる業務がないかチェックしてみましょう。
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